骨董品店「香蘭堂」で働く美大生・倉橋エイリは、古代の彫刻ガラスに映る可憐な金髪の少女に惹かれ、人外の幻想と出会う楽しみを密かに楽しんでいた。香蘭堂は若くて美しい女性が行き交う善道寺商店街の中心にあるが、滄橋はそんなことに興味がなく、ただガラスの中の少女に夢中だった。 7日目の夜、ヨン・リーは彫刻が施されたガラスの中で、自分が少女を殺している幻影を見た。するとガラスから血が流れ出し、少女の幻影が現実化し、ヨンリは契約を結ばされる。 「柯潔特」と名付けられたこの少女は、「呪われた器」の中でさまよう魂を救ってほしいと永麗に依頼した。 「飲みなさい、別れたくないなら…私を失いたくないなら」 永麗は柯潔にグラスの中の血を飲み、「血の契約」をするよう強要された。一晩経って目を覚ました永麗さんは、グラスの中に柯潔特の姿が見えなくなったので、すべて夢だと思い立ち、成金にグラスを売りました。しかし、荷物を届けに金持ちの家に行った永麗は、そこで実体化した柯潔特の姿を目撃した。家に帰った永麗は柯潔特に会いたくて再び金持ちの家を訪れるが、そこには死体と化した金持ちとその恋人の姿があった…瀕死の状態の柯潔特を目の当たりにしたガラス。 「呪われた器」の中で富裕層の血を吸い、彼らを殺した。その後、このガラスの恨みがヨン・リーに執着し、彼女の命を奪おうとした…。