少女拷問殺人という非人道的な事件が日本中を狂気の渦に巻き込むとは誰も考えていなかった。被害者の祖父・蜷川貴大（山崎努）は経済界の有力者で、容疑者・清丸邦秀（藤原竜也）を殺害できた者に賞金を最大発行部数の新聞に掲載した人物。再生数）の賞金は10億円となります。この前例のない啓示はすぐに有効となり、身の安全を心配した清丸は福岡県で投降したが、検査のために東京まで護送するには千キロ以上移動しなければならなかった。この瞬間、日本国民は金のためなら武力で人を殺すこともいとわない阿修羅となっている。重大な局面で、SPのミンソ・カズキ（大沢たかお）、白岩温子（松嶋菜々子）、奥村武志（岸谷五朗）、神木将暉（永山愛都）、関谷拳士（伊武雅刀）ら5人の精鋭が挑む。護衛の任務。人間の本性と法との葛藤が入り混じり、悪魔の清丸と彼を守る警察が長く危険な旅に出る… この映画は木内一勇の同名原作を映画化したものです。