東京インターナショナルスクールに通う高校生のナオミ（堀北真希）は、事故により階段から転落して重傷を負った上に、唯一刻まれていた4年間の記憶を失ってしまう。それは彼女がかつて抱いたキスの写真だった。そうした記憶の断片が常に漠然と現れていたため、彼女は現実の人々と同一視するようになった。その漠然とした姿は、松山ケンイチ演じる優しい先輩、手越祐也演じる優しいクラスメイト、アントン・イェルチン演じるアメリカ人留学生の3人の男たちに徐々に固定されていく。それからナオミは、手がかりから真実の愛の兆候を見つけることを望んで、これら3人の男性にそれぞれ優しさを表現し始めました。しかし、さまざまな事情が重なって、思い通りにいかないこともあり、記憶の中の影と現実の恋人はいつも少し違って見えてしまい、なかなか心が通じ合いません。偶然、ナオミは失っていた4年間の記憶を取り戻し、夢から目覚めると、自分が本当に愛していたのは彼だったことに気づく…。