出版社に勤める園田修一（黒羽麻璃央）は、日々多忙な公務に追われ、小説家になる夢を諦めざるを得なくなっていた。秀一の同棲中の彼女・清川里奈（ほのしもえか）は、何をやってもうまくいかず、仕事に出たらクビになり、ほとんど家で過ごしている。ある日、秀一は高校の先輩である相沢京子（松井玲奈）と再会し、彼女の励ましを受けて高校の先輩が勤めていた有名出版社が主催する小説新人賞に応募することを決意する。同時に、人気評論家の西川洋一編集長も編集長にすべてをゴーストライターさせるやり方に困惑し、その結果、執筆する時間がまったく取れなくなった。小説を読んで不安になり始めました。そんな折、梨奈は才川陽一に惹かれ同じ編集部に入社することになるが、その西川たちの世話焼きさに秀一は嫉妬し、知らず知らずのうちに梨奈に対する態度が冷たくなっていく…。その間、二人は絶えず口論していました。