東京、大阪、京都で連続殺人事件が発生し、被害者5名は全員、刀と弓を使った仮面の影の男たちに即死した。警察が捜査に介入した結果、死亡者らは３か所を出入りし、有名な仏像や美術品などを盗む窃盗団「源氏螢」のメンバーだったことが判明した。メンバーは８人で、義経の家来の名前で呼び合ったが、全員が義経の写本を持っており、義経の写しは被害者５人の手からすべて取り上げられた。この日、京都の古刹・山王寺に、手紙に添えられた謎を解くことができれば、8年前に盗まれた如来像が見つかるという奇妙な手紙が届いた。マオリ小五郎とともに寺院に来たコナンとシャオランだったが、判じ絵のパズルに二人とも途方に暮れていた。殺された5人のうちの1人は服部平次をよく世話していた。服部新一と同じくらい優秀な高校生だった服部平次も事件を秘密裏に調査するために京都に来て、彼の初恋の人を見つける機会を得た。コナンと服部が会って共同捜査をしたところ、何者かが服部を殺そうとしていることが分かり、さらに別の「蛍源氏」のメンバーも殺害され、すべて判じ絵が関係していると思われた。