富士見市の熱帯魚店には社本さん一家３人が住んでいる。当主の信介（吹越満）は、妻の死後すぐに美しい妙子と結婚したが、そのため娘の光子は非常に不満を抱いており、そのため家庭の雰囲気は常に憂鬱で威厳に満ちている。彼女がトラブルを起こすのではないかと心配して、さらに慎重になった。ある夜、万引きの罪でスーパーに捕まった光子とその妻が駆けつけたが、熱狂的な見知らぬ男・村田幸雄の介入で逃げ出すことができた。村田は熱帯魚店のオーナーでもあり、家族を店に招待し、スタッフとしてミツコを雇うことを喜んでいる。どうすればいいのか戸惑う神本夫妻だったが、無意識のうちに村田に導かれていた。直後、村田は信介をパートナーとして誘うが、信介の目の前で自分を疑う男を殺害してしまう。常に従順だった信介は、狂気の村田の死体破壊の共犯者にならざるを得なくなる… この映画は、1993年に日本中を震撼させた埼玉犬一家連続殺人事件を映画化したもの。