あらゆる願いを叶える奇跡の力「聖杯」を手に入れるため、七人の魔術師が七人の英霊を召喚し、聖戦を仕掛けた。最後まで戦い抜く『聖杯』の力を手に入れられるのはただ一人――そして『聖杯戦争』が始まる。この聖戦は過去三回の戦いで収まらず、今、第四回の戦いが始まろうとしている。勝つことを決意した魔術師たちは「冬木」と呼ばれる戦場に集結し、この聖なる戦いに臨む。しかし、そのうちの一人はなぜ戦っているのか理解できませんでした。彼は──言峰綺礼。言峰綺礼はなぜ自分が選ばれ、令呪を与えられたのか理解できなかった。しかし、運命は彼をもう一人の戦争参加者――衛宮切嗣と出会うことになる。衛宮切嗣は誰よりも「聖杯」を望む。彼は目的を達成するためにあらゆる残酷な手段を使いました。超人気ゲーム『Fate Stay Night』では、10年前の第四次決戦についてほんの少しだけ触れられています。士郎の養父、凛の父、そして若く元気な言峰綺礼の出征の真実が、一つずつ明らかになる…。