唐王朝の林徳時代、唐高宗（シェン・ジャン演じる）と武則天（カリーナ・ラウ演じる）は大軍を遠征に派遣したが、思いがけず艦隊は海上で攻撃を受け、大損害を被った。大きな挫折。この事件は洛陽に衝撃を与え、都の人々は龍王を熱狂的に崇拝し、衆生を惑わす“花魁”殷瑞嬪（ヤン・イン）は各党の熱望さえ集めた。狄仁傑（趙游廷）は武皇后から龍王事件の捜査を命じられるが、偶然にも殷瑞基誘拐事件に巻き込まれてしまう。狄仁傑は強盗と戦う過程で、敵であり友人でもある大理寺の大臣・ユーチー・ジェンジン（馮少峰）と出会い、相手によって投獄されてしまう。殷瑞基の場合にも龍王の姿が再び現れ、洛陽に疑惑の雲が広がる。獄中で狄仁傑は慎重な推理で恵河の医療従事者沙拓忠（林庚信）の信頼を勝ち取り、脱獄して龍王の真実を突き止めた。二つの事件は複雑に絡み合い、全く未知の方向へ進んでいく…。