平凡な中学校、1年B組は春休みを迎えていた。世間の高みを知らない生徒たちは騒がしかったが、数か月続く嵐が自分たちに迫っているとは知らなかった。担任の森口夕子（松たか子）は混乱をまったく無視し、静かに生徒たちに最後の告白をした。シングルマザーは女手ひとつで愛娘（芦田愛菜）を育てていたが、やがて娘はプールで溺死してしまう。警察は事故と断定したが、森口さんは娘がクラスの生徒２人の手によって死亡したと断定した。彼女は囚人AとBを冷静に告発し、自分なりの方法で復讐すると宣言した。その後、森口先生が教師を辞め、1年B組の生徒たちも不安を抱えながら春休みを迎えた。新学期の初め、無知で怖いもの知らずの少年少女たちを、残酷な嵐が襲う…。 この映画は、ミナトの原作を映画化したもので、2010 年映画ウィークリーのトップ 10 に選ばれた作品の 1 つです。最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀編集賞の4賞を受賞。