3年前、「永遠の森」のスクールバスが霧の中に4人の少女を乗せて行方不明になり、発見された唯一の重要な生存者である東雲舞は3年間の眠りから目覚めたが、記憶を失っていた。この事件の捜査を手伝うため、南の島の異国情緒あふれる七田見市に広域検事の星崎謙三（オダギリジョー）と相棒の北島セーイング（栗山千明）がやって来た。入国早々、二色のロリポップを持った奇妙な老婦人に出会った。 それ以来、熱海南のミステリアスな一面が急速に二人の前に現れるようになった。何かを隠している、市長も市民も何かを隠している、市内には奇妙な場所や不可解なNGO組織がいくつかある…捜査が深まるにつれ、明らかになるのは神韻事件の真相だけではない。さらに混乱するが、地元の果てしない謎に、星崎と北島も自分を制御できなくなり、振り返るのが難しくなる…「南熱海は天国かもしれない」の深い意味とは。入場ウェルカムサインのこのスローガン？日本の三木聡監督が再び贈るディープな話題作！