物語の舞台は唐時代末期、独孤鍾平（チェン・ハオミン）はあまり知られていない画家だが、偶然長安市で起きた連続殺人事件に巻き込まれる。魏若昭（チュ・ジャヒョン演じる）は、並外れた記憶力を持ち、何もかも忘れられないが、偶然出会った独谷忠平の独特な気質に惹かれ、事件の真相を探るために彼の後を追うことにした。その後、李秀儀（袁文康）も加わり、3人の間には複雑な三角関係が描かれることになる。捜査が深まるにつれ、徐々に「千面仏」と呼ばれる犯罪集団が浮かび上がってくるが、魏若昭と李秀儀を驚かせたのは、一見誠実で平凡な独谷忠平も実はその一員だったということだった。一歩ずつ真実に近づいていく三人に、一歩ずつ危険が迫る。