同作は、元南極観測隊調理員の西村淳さんが自身の体験をもとに書いたエッセイ集『おもしろ南極料理人』を映画化したもの。もともと船員の料理人だった西村純（演：堺雅人）は、極寒の南極ドーム富士基地に派遣され、隊員7人の料理人として赴任し、妻（演：西田尚美）は8年間子育てをしなければならなかった。 -年長の娘と生まれたばかりの息子だけ。氷と雪の南極で、氷河学者助手の川村大志（高良健吾）、気象学者の平林雅彦（大浜正博）、特派員の西平良（黒田大介）、医師ら7人の探検隊が活躍する。福田将司（神戸豊原）、気象学者で艦長の金田弘（古関康裕）、パイロットの御子柴武（古舘寛治）、氷河学者の本山英之（井加瀬勝久）――退屈な人生最大の楽しみ。西村淳はあらゆる種類のおいしい料理を一生懸命作り、食事の周りでも8人の孤独な男たちが人々を笑わせる数え切れないほどの興味深い人生物語を演じました。同作はヨコハマ映画祭で主演男優賞（堺雅人）を受賞した。