時が経ち、冷酷非道な一条聖也（伊勢谷友介）は神愛協会の操り手の王座に上り詰め、その抜け目なく貪欲な頭脳と狡猾で恥知らずな手法で、無数の狂気のギャンブラーを足元に屈服させていく。彼の貯金はすべて、最終的には日の目を見ることのない地下施設の奴隷となった。同じ頃、地下施設から一時脱出した伊藤カイジ（藤原竜也）は、そこにいる仲間を救出するため、14日間で2億円を稼ごうとする。この重大な局面で、人生のどん底に陥っていた坂崎幸太郎（井加瀬勝久）と宿敵・利根川幸雄（香川照之）に出会い、賞金アップをかけて帝愛会への挑戦を決意する。人食い沼のピンボールマシンとして知られる10億円まで。石田叔父の娘・石田優美（吉高由里子）も参加するが、計画遂行中に危険が生じ、生死を賭けたギャンブルが始まる…。 漫画家・福本伸行氏の「カイジシリーズ」を原作とした映画。 （「黙示録」、「ブロークン・リング」、「ザ・フォール」を含む）を脚色。