生物学者の葵瞳子（竹内結子）は、ロンドン留学中に生物学者の南原崇（内野紗陽）と出会い、同じような興味を持つ二人は次第に心を通わせていく。しかし、レンツィは大いに失望したのだが、タカシは女遊びが好きなプレイボーイだったことが判明し、そのことに何の罪悪感も感じず、その理由を生き物の本能に帰した。怒ったレンツィは別れを選んだ。中国に帰国したレンツィは研究所に入り、小学校教師の白石健一（黄川雅也）と出会い、仲良くなるうちに二人の心は少しずつ近づいていく。この時点で、タカシも中国に帰国し、レンツィの同僚となったが、そのことがレンツィを非常に不快にさせた。同時に、レンツィと健一の関係は順風満帆とは言えず、レンツィの昆虫好きは無視されることにもどかしさを感じていた。