田中幸夫（浪川大輔）は平凡な14歳の中学生。あの出会いがなかったら、一生、あらゆる生き物の中に紛れ込んで跡形も残らなかったかもしれない。そんな彼が運命的に出会ったのは、2歳年上の海外帰国子女・南隆介（上野優馬）。竜介は派手な性格で、頑固な音楽愛を持っています。ニューヨーク時代にロックバンドを結成したが、その華やかな人生とあまりにもしつこい性格が災いしてバンドと決別。しかし、龍介はついにラッパーの千葉恒美（大畑伸太郎）と18歳のベーシスト・ピンヨシユキ（野島健児）を見つけ、夢を追うために別のバンドを結成することを決意した。シャオションとドラムが得意な転校生・桜井優志（奈良徹）とともに、ダブルボーカルバンド「BECK」を正式結成する。ロックンロールを愛する少年たちは、心の向こう側へ突き進む 本作は楽石はるる原作の同名コミックを映画化したもの。