30代を過ぎた市子（安藤サクラ）は、自分のレストランの経営を手伝うつもりはなく、一日中ゲームをしたり、幼い甥を殺したりして過ごしている。妹のエルサンジ（ハヨリ）は離婚後実家に戻ったが、あまりの姉の態度に耐えられず、姉妹喧嘩もした。家族に許されていないと感じたイージさんは家を出て、よく行く100円スーパーのレジ係として就職した。この小さな店には、うつ病を患う店長、しゃべりすぎる同僚、窃盗で解雇されたものの、期限切れの食品を求めて時々戻ってくるおばあさんなど、変わり者がたくさんいます。そんな人々の中で、市子の気分はますます憂鬱になっていった。ひょんなことから、新井浩文演じる無名ボクサー・加納と付き合うことになるが、恋を語ることさえできなかった。ひどく落ち込んでいたとき、不満や不満を解消したい、一度でも認めてもらいたいと一子はボクシングを習うことを選んだ。本作は2014年日本映画祭トップテン作品中第8位を受賞した。